オススメの本「データ・ドリブンマーケティング」
Amazon創業者のジェフ・ベゾスが推薦する図書として有名な「データ・ドリブンマーケテイング」。
効果的なマーケティングを行ううえで、絶対に知っておくべき15指標を解説してくれている本です。
内容については、
- 15の指標を全く知らない人でも0から学べる
- 各指標を用いて成功している企業の事例紹介が豊富
- 実務に適応する際の障害とその解決方針
がコンパクトかつ必要十分に網羅されています。
この本が非常に良い点は、知っておくべき指標を15個に絞ってくれているだと思います。逆に言えば、この本で紹介されている15の指標さえ理解し、使いこなすことができれば、あとの話は枝葉末節の話だと割り切ることができます。
マーケティングの仕事を進めていると、「あれもこれも」になりがちだと思いますが、この15の指標を押さえておけば、惑わされずに済みます。
それから、全てのマーケティング施策は数値で効果が測定できると主張されている点。実務を進めるうえで良くありがちな、「マーケティング施策は数字だけでは測定できない」という主張を真っ向から否定されており、どうやってData-drivenなマーケティングを実務において適用していくか、その手法を簡単に紹介してくれています。
マーケティングの担当者や、日系企業であれば営業企画などの方は必読書だと思います。
紹介されている15の指標については以下の通り。
- ブランド認知率
- 試乗(お試し)
- 解約率(離反率)
- 顧客満足度(CSAT)
- オファー応諾率
- 利益
- NPV
- IRR
- 投資回収期間
- 顧客生涯価値(CLTV)
- クリック単価(CPC)
- トランザクションコンバージョン率(TCR)
- 広告費用対効果(ROAS)
- 直帰率
- 口コミ増幅係数(WOM)
上記の指標で知らないものがあれば、是非本書でカバーしてみると良いと思います。